診断の流れ
プライベート歯科横濱の診断
平均寿命をひとつの診断基準として、快適な口腔内環境を保っていただくために、その方にふさわしいプランをご提案いたします。
体全体の状態をお聞きして、将来的な問題を踏まえてトータルに診断します。
この診断と説明、つまり1人1人の患者さまへの説明と相談、話し合いが、当医院の最大のポイントです。
例えば、80~90歳のお年寄りの方に悪い歯がたくさんあるとしても、多くの歯を抜いたり治療することは、逆に体全体に悪い影響を与えるかもしれません。そういう人の場合には無理に治療せず、現状のままで痛くなった時に治療する方が負担が少ない場合もあります。
逆に、年齢の若い方の場合には、悪い歯はできるだけ早期に治療することをお勧めしています。
このようにしっかりした治療計画がなければ、その後にどんな治療を行ってもまた問題が起こるでしょう。
誤った診断では、取り返しの付かないことにもつながります。
「医療においては診断が命である」と私どもは考えています。そしてこの診断に至る手順には自信があります。患者さまの些細な変化・異常を見逃さない。それこそが正しい診断に導くすべてであると考えています。診断に確信が持てるまでは取り返しのつかないような治療は行いません。
初診料(診断・相談)
1時間11,000円(税込)
セカンドオピニオン外来としてご利用いただくことも可能です。
治療の流れ
歯の治療(M.Nさん23歳女性のケース)
初診検査、診断、相談、治療計画提示
再相談、治療計画決定
歯の治療<前歯1本>
根の治療(むし歯で歯の神経を取る治療)
金属による歯の補強処置(メタルコア)
白い歯の被せ物(ジルコニア)
歯の治療
基本的に治るまでやります。抜歯の診断であっても、最大半年近くかかって救った歯も少なくありません。
コアセット(金合金)及び、仮歯セット
ここからは、歯ぐきからの出血がなくなるまで、仮歯で治療します。とにかく少しでも歯を削らない工夫をします。そしてしばらく仮歯のまま調整します。
仮歯は本番さながらのものを使用しますので、治療中の歯とは外見上わかりません。
歯周病の治療
歯ぐきの整形、クリーニング、仮歯の形態修正を何度も繰り返します。歯ぐき、歯の形態、色を確認して慎重に型どりをします。
そして、完成一歩手前の歯を仮合わせします(試適)。
完成
メタルボンドのセットとなります。セット後一週間くらいで最終確認して終了です。
入れ歯の治療(K.Sさん62歳女性のケース)
初診検査、診断、相談、治療計画提示
再相談、治療計画仮決定
入れ歯と歯の治療
<下の入れ歯と奥歯3本の治療>
抜歯(奥歯)2本
奥歯(小臼歯)1本の治療
根の再治療
金属による歯の補強処置(メタルコア)
白い歯の被せ物(ジルコニア)
下の治療用入れ歯(部分入れ歯)
入れ歯
まず抜歯しないで型をとり、入れ歯のみセットするところから始めます。入れ歯に慣れるまで次の処置には進みません。
この間、入れ歯の修正、改造、場合によっては作り直しをします。(1ヶ月くらいみておいてください)
入れ歯に慣れたところで再相談です。
K.Sさんの場合には1本ずつ抜歯し、その都度、入れ歯の修理を繰り返しました。(治療中の入れ歯の修理費用はかかりません)
通常この再相談の時に、治療計画を確認して抜歯するかを決めます。
この時「やはり抜歯はしません。この入れ歯でやっていけそうです」と患者さんが言われた場合、今後のリスクなどを説明して、歯はそのまま残すことも可能です。(まずは抜かずに治療することをお勧めします)
抜歯が決まれば、基本的には1本ずつ抜歯となります。
歯の治療
抜歯の傷が治る間に、奥歯の治療をします。上記の歯の治療例と同様の経過を辿ります。
再相談、終了
再度、治療計画の確認です。今のままで十分で他に治療する所がなければ、1ヶ月くらい経過をみて、問題なければ終了します。
さらに快適性を重視される方は、金属床入れ歯の製作となります。